『故郷に錦を飾れフェスティバル(仮称)』参加日記

2004/6/26 at ジャングルin→dependent theater

今日のイベントも雨。さすが自称「雨女」の理多さん。といっても台風をつれてきた訳ではないので(でも新しく発生はしたらしい)気にせずゆっくりと出発する。さしたる事件も起きずに、日本橋に到着したが… まだ11:30。開演まで3時間もある。とりあえずせっかく日本橋まで出来たんだからと、付近を散策してみることとする。色々とジャンクパーツ屋を巡りつつたどり着いたのは「メッセサンオー なんば店」 特典のオリジナルサントラ目当てに予約を入れる。という訳で、7月の第4週にまた日本橋まで来ることが決定した。ソフトが発売すればだが… という訳で、頑張れ>Tarteの人

前日の夜更かしがたたったのか、緊張からくる物なのか少し吐き気を覚えつつ1:30に会場前に到着した。あれ???誰もいない??? いや、正確に言えば明らかに毛色の違うおねーさま方はいたのだが、どう考えても3F「原田篤さん(仮面ライダー555の人)のイベント」目当ての人である。まわりをみてみると、隠れるようにして数名。少し安堵感を覚えた。結局、会場10分前に会場係員さんが出てきて列を形成し順次会場へと入っていく。

会場が埋まると程なくして3人が登場。ジーンズに法被を着た九十九百太郎さん。チュチュ+黒フレアスカートの様な衣装(手製?)に黒レースのカーディガンをまとった理多さんが登場。そして、柏木るざりん師が登場、、、あれ?

コスプレしてないよ!!

いや、それが普通だろといわれればそうなのではあるが、焦茶のチノパンに黒のカットソーって、あまりにも普通(笑)な格好の師はある意味衝撃的だった。前回のメイド服でとりあえず極めたと言うことだろうか。確かに、あとそれを超えるものと言えば「スク水」くらいしかないだろうし…いくらなんでも、ライブで「悟りを開かれ」てもあんまり見たくないし… ちなみに、本日は自宅からそのままの格好で来たらしいとのこと。気合いの入り方がけっこう極端であるようだ。でもパンツは普段より高級品らしい(ぉぃ

最初に軽くMC。いきなりマイクのスイッチを入れ忘れている人もいたが、この程度ならさほど驚くべき事ではない(謎) るざりん師はショルダータイプのキーボードと、ピアニカ「しのざきけんじ」を持参。ふと、同名のこの人が気になったが多分別人であろう、パチスロプロだし。九十九師はフルサイズのキーボードをスタンド込みで長崎から持参したらしい。総重量30kg超、幼女一人分(by理多さん)である。メインバー紹介を交えつつ、曲がスタート。やっぱり最初はこの曲から。

Believe (おめがねティーチャーOP)

このジャングル1Fでおこなわれた「時間のムダ2」のライブイベントから始まった理多さんのライブ行脚。自身が6/6の集大成を経て、新たなスタートを切るにふさわしい曲である。もちろん今度は客に飲まれることなく堂々とした歌いっ振り。一年半の積み重ねは伊達じゃないと、成長を見せつけた一曲であった。そして、2曲目は今回やっと九十九氏とのコラボレートが実現したこの曲。

空へ (九十九百太郎氏オリジナル)

どちらもお二人のコーラスや、キーボードの演奏が入り、またいつもとはひと味違う仕上がりの曲となった。こういうのもライブの味である。ここで一旦、理多さんとるざりん師は退場。ここから九十九氏のソロとなる。

Over Revolution (Drivin' Soul Extended Version)
PEPPERMINT BLOOMERS (ぶるまー2000)
Like the wind (SEGA POWER DRIFT)
CIEL (Thunder Force VI)
STEEL OF DESTINY -LONG VERSION- (Tunder Force V)

軟硬とりまぜ5曲。MCでこの業界に入ったなれそめのこと、SEGA体感ゲームの想い出などを交えつつ進める。それでもやはり世間的には「ぶるまの人」のようである(汗) 個人的には、改めてサンダーフォースVを探してやってみようかなと。無印〜IVまではやってたりするのだが… 過去のどこかに忘れてきたシューターの血が騒ぐ演奏であった。といいつつも、先日シューティングゲームを久しぶりにやったら、まるで演奏中の九十九氏のように、プレイ中に指がつって思いっきりブランクを感じたりしたが(泣) MCで出ていた初代ハングオンとかギャラクシーフォースとか見ている人はわからないんだろうなぁと思いつつ、私はアフターバーナーに凝ってましたと言ってみる。ここで九十九氏のソロは終了。(知らない人には意味不明な文章でごめんなさい。どんなものか気になる人はここを参照してください)

続いてるざりん師が登場した。二人でカラミつつ九十九氏が退場。いきなりジュリアナ風のビート音が始まる。なんだろうと戸惑う客席をものともせず、始まった曲は 「袴墓まで」(愛のメイドホテル物語ED) いきなり度肝を抜いてくれるるざりん師である。もちろん振り付き、こぶし付き。観客も一緒に「ハカマ!ハカマ!」の大合唱。客席にこっそりと来ていたらしい作者の下地和彦さんが舞台に呼ばれ、いたく感銘を受けたとの弁。こちらこそこんなに楽しい曲を作って頂いてありがとうございますとこちらも申し上げよう。続いて、「愛しき人へ捧ぐカノン」(巫女みこナースED) 知られざる曲だった物が、徐々に浸透しているらしい。秘かに着うたランキングにも登場しているようである。続いて、「彼方へ」(緋の月ED) しっとりとした曲が続き、るざりん師の才能は電波ソングのみにあらずをということを示した。曲中でピアニカこと「しのざきけんじ」が登場。切ないメロディーを奏でるが、彼の出番はここだけだった。お疲れ様でした>しのざきけんじ さらに、「ねがい」(SHOGO昇剛テーマ 洋ゲーらしい?!)でもなぜか日本語の歌詞が付いているらしい。そして最後に巫女?と思わせつつ、番狂わせの「CROSSING」(CROSS†CHANNEL ED) まさかここで出てくるとは思っていなかったのでびっくり。理多さんがコーラスに加わり、るざりん師が歌う。やっぱり染み渡り、ちょっと心締め付けられる名曲だと改めて実感した。ここでるざりん師退場。ちなみに、ソロの時間に舞台の袖から理多さんの腕のみが出てきて手拍子をしていたが、向かって左袖に立っていた極一部の人間にしか見えてなかったことを付け加えておこう。

次は理多さんのソロ。まずは最近の定番 「Sincere」(シンシア OP) これだけ思い入れて何度も歌うのは、個人的な思い出が何かあるのかと想像してみる。いつか語ってくれるのかなと、密かに期待をしておこう。続いて、「太陽」(ひなたぼっこOP) 驚異のハイトーンボーカルも難なくと歌いこなす。さらに「魔法のチカラ」(てこいれぷりんせす!OP) カラオケバージョンのフルコーラスは初披露だ。非常に凝ったバッキングであるが、打ち込みではなく生演奏らしい。ぜひソフト発売の際にはこれも忘れずに入れて下さい>propeller様 最後に九十九氏とるざりん師もバックに加わり 「しあわせのみつけかた」(フォーチュンクッキー テーマ) このフルコーラスも次回作「フォーチュンクッキー セレクト」に入れて下さい>smart様 曲終わりに、「みんな、しあわせみつけようね!」と理多さんが声を上げソロの部は終了した。

そして再び舞台に三人がそろった。いきなり始まったコールの練習「ひと〜つ!」 もちろん九十九氏がいるからには、この曲ははずせないであろうと 「見つめて☆新撰組」(行殺♥新撰組 ふれっしゅ) 九十九氏によるイントロの生ナレーション付きで始まった。響く理多さんの雄叫び!「ひとーつ!」で応える観客!指をつる九十九氏!(違) さすがに、ここまでフルスピードでやってきて、皆がバテ気味である。そうすると何故か次の曲に行く前に突然、手足の準備体操が始まった。その間のクビを回す運動の時に、九十九氏の「これって実際頭回してるよね」とのツッコミが入る。しかしあえてそれにツッコんでおこう、「実際は頭も首も回ってはいない。前右後左と順番に曲げているだけだ」と。個人的にそんなことを考えつつ、準備運動は終了。そして本日最後の曲、もちろんるざりん師がいるからにはこれは外せない。理多さんが「メイド!イン!」と呼びかけると、会場から「じゃぱ〜ん!」 と、なぜだか郷ひ○み風に叫びスタート!「Maid in Japan!」(愛のメイドホテル物語 OP) 一人一人が心まで楽しもうと歌い、叫び、跳ねる。「M! I! J! M! I! J!」と躍りつつ、全速力で走る。最後に理多さんが雄叫びを上げ曲は終了した。あふれる満場の拍手の中、3人は舞台袖へと退場した。

もちろんこれで終わるはずはない。まだまだ足りない!といわんばかりの「アンコール!」の声。そして、まだまだいくよ〜!と、再び舞台に上がる3人。それでも、先ほどの余韻がまだ醒めやっていないため(みんなへばっていた?)長めのMC。既に何度も書いているが、理多さんがライブ活動を本格的にやり出すきっかけとなった「時間のムダ2」の想い出を語る。実際当日は舞台に出た瞬間に、うさ耳+鼻メガネに全てを奪われ、自分を見失ったとのこと(笑) 私自身、現場には行ってないが、それはすごい物だったと噂には伝え聞いている。でも、努力を重ねた今の彼女なら大丈夫であろう。間違いなく客に押しつぶされるようなことはない。そして、本日最後の曲がスタート!

「巫女みこナース」 ドリフの早口言葉 Arrange Ver.

去年12/17プリブ京都で初出のこの曲。スピード感溢れるオリジナルとは違い、テンポはちょっとスロー。その代わりに途中に挿入される舞台と客席で掛け合う「XXXX みこみこナ〜ス!」コールが秀逸。ライブという物は、出演者と客席の全てで作り上げるものだと言うことを、まさに実感できる曲である。「最後にもう一丁!み・こ・み・こ・ナ〜ス!」の雄叫びと共にライブイベントは全て終了。心よりの拍手に会場はつつまれた。

しかし本日のイベントはこれで終わりではなかった。真っ暗だった客席に再び灯がともされ、まるでキャララのように、出演者から提供されたアイテムを全員による勝ち抜きじゃんけんによる争奪戦が行われた。詳細は割愛するが、会場ではかなり少ないはずの女性がなぜだかやたら勝ち抜き、数々のアイテムをゲットしていったことを書いておこう。そしてさらに付け加えると、女性が勝ち残るたびに「女子 ハァハァ」と若干オヤジ化していた理多さんがいたことも(笑) 実際最近は、少しではあるけれど一般の女性参加者が増えつつある。もし、これを読んでいる女性の方がいたら、迷わず一度参加していただきたい。大丈夫ですよ、皆さん紳士ですから(リアル女子に興味がない… のか?(爆) なんにせよ、同性よりの支持は理多さん自身が非常に喜んでいることですのでぜひ(って、ここ読んでいる人でいるのかなぁ…) で、自身の抽選の結果は… 全部1回戦負けですよ(号泣) いいんです。私にとっては、全員にいただいたスペシャルCDさえあれば…

結局最後は、マイクに頭をぶつけて大音響を響かせていた、るざりん師が「ドジっ子」の称号を得て、全ての笑いを持ち去りイベントは終了した。その後、出演者による物販も始まった。そんなこんなで、ややまったりしつつ、各方面にご挨拶をして会場を退場。自身は、帰路につくのであった。

そしてその帰り道に高速道路で専用の機械もないのにETCのレーンに突っ込みかけたり、途中に入ったトイレでふたの閉まっている洋便器に気付かずそのまま座り込んだり、あんまり他人のこと言えないやと自戒をしつつ名古屋に向けて戻る私であった。

最後に蛇足ではあるが、何度も書いている「時間のムダ2」 このイベントの模様はすたじおみりす公式サイト内のがっちゅみりみり放送局のページのBACKNUMBER「第2回公開録音」に残っていたりする。ご存じない方は一度聞いて頂けると言葉の意味がわかるかもしれないことを書いておこう。

追記 : 最後の抽選会で残っていたの女性の一人は「涼森ちさと」さんだった模様 (DIARY 6/26分) やはり一般女子の方には敷居が高いのでしょうか… (一般とか言うなとセルフツッコミ)

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